双極性障害ii型の手記

双極性II型に翻弄される日々の記録

みんなどうやって生きているの?

双極性障害のPIAの会に月に一度通っているので、話しているうちに、双極性障害と言っても、人それぞれいろいろな症状があるのだということが分かってきた。

 

何か調子に波はあるが、休みながらどうにか家事をして、出かけて気分転換をして、暮らせる人。

 

鬱の時はつらくて寝てばかりだけど、鬱の薬を飲むと1週間くらいで収まる人。

 

鬱になると、2,3ヶ月続き、ほとんど布団から出られない人。

 

私は最後の人と同じで、特に何かストレスがあったからというのとは関係なく、ひたすら躁鬱の波が2,3ヶ月ごとにやってきて、布団に入っているタイプ。

 

調子が悪い時は、何もする気力がないので布団に入り、そうすると過去の後悔、今の嫌なこと、将来の不安が頭の中をぐるぐると巡る。

 

こんなことをしていると、足も弱り、筋肉も落ちるだろう。

 

でも、何もしたくない。

 

食いしん坊だから、かろうじて夕飯を食べたいので(弁当はまずい)、どうにかスーパーへ行き、買い物する。これがまたメニューが決められない。簡単な料理本を見ても、全く役に立たない。

 

麻婆豆腐、生姜焼き、チンジャオロースーとか、いくつか書いてあって、それの通り一週間やってるかな。

 

調子が悪いんだから、1週間に1度お弁当を買うとか、冷凍食品とかでもいいんだけど、そういうことがぱっと浮かばない。

 

調子が悪い時こそ軽い散歩とがいいらしいけど。私は次男がよくランチに誘ってくれたので、嫌々出かけていた。その次男も独立したので、もう誘ってくれる人はいない。

 

一日中、布団の中で嫌なことをループのように考えるのかな。

 

数独が少しできるので、やることもある。

 

あと、テレビを見ることもできる。お笑いも全く面白くないけど。

 

私は全く価値がなく寝ているだけ。社会ではみんな何らかのプロとして働いているのに。

 

そして躁状態になると、声は大きく騒がしくなり、お金は使い、手紙は出しまくる。これらは自分では制御できないとも思うし、いや、制御できるのかもとも思う。

 

こんな暮らしを10年以上続けてきて、友達もやがて返事をくれなくなってきた。家族もうんざりしてきた様子。

 

どうやってこれから生きていけばいいんだろう。鬱状態になったり、躁状態になったりするこの病気は不思議すぎる。

 

安定剤をきちんと飲めば、普通の生活を送れるって言う人もいる。きちんと飲んでいるけれど送れてない。